閑話休題:パソコンのキーボードは19世紀由来
19世紀に登場したタイプライターは、文字を紙に打ち付けて印字する機械でした。
このときに考えられたのが、現在でも使われているQWERTY配列です。
20世紀になってコンピュータが登場すると、文字入力のための装置が必要になります。
そこで採用されたのが、すでに普及していたタイプライターの操作体系でした。
本来であれば、コンピュータ用により効率的な配列も考えられます。
特に日本語入力に特化したキーボードとしては、富士通が開発した「親指シフト」があります。
これは、1打鍵で1文字(かな)入力が可能で、さらに左右の親指を使い分けることで、
手の移動を最小限にし、リズミカルに入力できる設計になっています。
しかし、合理的な方式であっても主流にはなりませんでした。
QWERTY配列が主流のままである理由としては、
- 多くの人がすでに使っている
- 教育や職場で標準化されている
- 一度普及したものは変更が難しい
といった点が考えられ、技術の優劣と普及は別問題であると言えます。
VOICEVOX:四国めたん